イブキ商会

蔵の町信州須坂にて、建物の相談・設計・見積・工事まで建築の事なら何でも担当できる『建築ディレクター』こと、イブキ商会の　駒村秀樹です。

信州長野県の県境、自然いっぱいの信濃町で生まれ育った小さい時は、じいちゃん、ばあちゃんが大好きなちびっこでした。
一緒に畑に行って鎌で足を切ってみたり、大きな水路に転がり落ちてみたり。
夏には自転車が大好きで時間があればどこまでも乗り回して、新しい所、新しい物を探し大騒ぎをするのが大好きな少年で、大人になってもそんなワクワクを探し続けられる事をしたいと思っていました。

中学の時、実家を建て替えた時に、紙に書いてある図面という絵が大きなかたちになる事。
大工さんが、コツコツとその形に造り上げていく事。
これに感動し、建築の道に進もうと思いこの世界に潜り込んでいきました。

その後進んだ建築の学校の先生から、「大きな会社組織に入り経験した方がいい」との薦めで、学校や病院、ビル等、俗に言う「箱モノ」の工事をする会社に入り、官庁工事などの鉄筋コンクリートや鉄骨建物の現場、書類や安全管理を学びました。
また、建築の道を目指したきっかけが木造住宅だったので、住宅を扱う会社に転入し、木造軸組工法・2ｘ4工法・輸入住宅・店舗の改修からエクステリアまで経験しました。

そんなある日、事件はおきます。

居眠り運転で車をガードレールに串刺しにし、2日間集中治療室に。
脳挫傷・肺挫傷で脳と肺に血がたまっており呼吸も細々、シートベルトの位置の鎖骨は骨折。
しかし、そこからたくさんのラッキーの積み重ねで無事に生還できました。
まず、安全重視の某外車に乗り換えて20日ほどでの出来事だったこと。
また自分の母が看護師のため、救急車で運ばれた専門病院から、全てを診る総合病院に移転しないと危険だと察知してくれたこと。
その総合病院の建築に当時の会社が関わっていたこと。
当時の建設会社の社長の知り合いが総合病院の先生をしていて、その日当直でいたこと。
また、その先生が救急車で運ばれた専門病院から出た先生であった為、すぐに移転手続きが済み、細密検査が出来たこと。
たくさんの仲間がお見舞いにきて、元気をいっぱいもらってリハビリが頑張れたこと。

自分はみんなに生かされているのだとしみじみ感じました。
家族や仲間ってすごいと。
でも、いつかは必ず終わりがくる。
やりたいことは早くやらないと。

この年、どうせリハビリであまり動けないのならと勉強し、建築士の資格を取り本格的にこの道に没頭していきます。

今を生きているのも奇跡。
その中でめぐりあって機会を頂けるのも奇跡。
同じ1秒を過ごしているのは変わらないのに、考え方が「ガラッ」と変わりました。

家族を生み、育っていくのに欠かせない物。住宅。
一生に一度の大プロジェクトである家づくり。
笑顔やワクワクをつくりだす家を。
住む人と共に育っていく家を。
家族みんなの自慢の家を。
そんな素晴らしい空間づくりのお手伝いができるのだから。

２回目の命をもらった私が、あなたの本気の家づくりを対応させて頂きます。